今、ガソリン税暫定税率の問題で、ニュースもさわいでいる
この問題の良し悪しは、ひとまず置いておいて
気になるインタビューを耳にした
待ち行くひとは、それぞれに
「 ガソリンが安くなるのはたすかる 」
「 うれしいけど、国の税収に問題がでるのでは? 」
等々、ご自分の意見を言ってらっしゃる
そんななか、
一旦さがったガソリン価格をまた引上げるかも、という問いに対し
四十代のサラリーマンらしき方が
「 そんなんじゃ、この国にいる価値があるのか? って真剣に思う 」
と、答えていらした
しょせんインタビューなので、ご本人がもっと話しておられたこともあったのかもしれないが
その言葉を聞いたときに感じたのは
このひとの 「 住む価値のある国ってなんだろう? 」 と。
どこの国にも問題はあって
政府にはらわた煮えくり返るよなこともある
でも、それもこれも、国民には一切責任のない、一方的な問題ばかりではないと思う
少々住みにくくなったら 「 居る価値 」 がなくなるのだろうか
めぐまれた福祉国家に、住む価値があって
問題があったり
戦争がおこっている国には、住む価値がないのだろうか
それが自分の国であっても
その国に住むということは、
祖国であっても、よその国から来られた人であっても
住ませてもらってる、のではないと同時に
住んであげている、 のでもないのだとおもうのに。