東に住む西の友人が、お里帰りに途中下車して
お嬢ちゃんと一緒に会いに来てくれた
まー! Aちゃん、すっかりお姉さんになっちゃってー!
Aちゃんは八歳、
前回会ったときはまだ年長さんだったから、もう三年も経ったのか
相変わらず、利発で、快活で、人懐っこい
彼女がまだもっと小さいときに、お父さんが海外出張で買ってきてくれた、という
コマ付きのかわいいトランクケースを一生懸命ゴロゴロしてる
お母さんが出発前、「 重いし宅配でおくるからー 」と言っても、
「 いえ、結構 」とかいって、手放さないんだって
こんなに気に入ってもらえたら、お土産に選んだパパは冥利に尽きるだろうなあ
私がとくに感心したのは
ランチ中、ママと中座した時、ひとりで戻ってきて
「 お母さん、デザート取りに行ってるので、どうぞ一緒に行ってきてください 」
とか勧めてくれる
じゃあ、ママがもどってきたら交代で行くね、というと
「 だいじょうぶです、わたし荷物見てるので行ってきてください キリリ 」 だって
凛々しいわあ
ふだんは年相応の朗らかさ満点のちびっ子なのに、所々に、マナーというか、
この年頃なら、わかっていても照れくさくてネチャネチャするようなことも
きっちり言葉にできるし、行動にもあらわせる
こ、これは、ご両親や学校のしっかりしたお手本にくわえ、
本人の素養がおおきいね・・と、ほれぼれした
友人とは、互いの近況をたしかめあい、
今度はもっともっとゆっくりおしゃべりしようね、と誓い合う
手土産に、今やなかなか手に入れにくい私の大好物、ツッカベッカライカヤヌマの
上等クッキーを並んで手に買ってきてくれ、
上品な柿最中や、お洒落なお店のよりすんごいすてきな手作りクラノーラまでいただいちゃった
帰りは小さなお友達となんども握手し、ぎゅううっときつくハグして別れを惜しみ、
母娘は乗車時間ぎりぎりを死ぬほど全速力で駆け抜けて帰られました
ああ、楽しかったし嬉しかった!
*画像お借りしました