とても楽しみにしていた 『007 スペクター』 を観に
旦那さんは
「 ぼくもー! ぼくも行くからぜったい先にいったらあかんー」
と、絶叫していたが、
最低二回は映画館でみるつもりなので、
訴えをふりきってフライングする
ダニエル・クレイグのボンドになってからは、
「二度、三度見」 を欠かしてない
007のオープニングは毎回恍惚の瞬間で
最初のあの数分だけで、チケット代の価値があるとおもうのだ
サム・スミスが歌う主題歌も良かったな
ほんと良かった
途中からの女性のような高音で奏でる部分には、さらに息をのむ
How do I live? How do I breathe?
どうやって生きていこう どうやって呼吸しよう
When you're not here I'm suffocating
君がいなければ、息をすることもできなくて
I want to feel love, run through my blood
愛を感じたい 僕の血管を走り抜けていく愛を
Tell me is this where I give it all up?
すべてを投げ捨てるのは今なんだろう
For you I have to risk it all
君のため、すべてをかけなきゃいけないのさ
Cause the writing's on the wall
悪いことが起こりそうな予感がするんだ
こと、 最後の
「 Cause the writing's on the wall
( 悪いことが起こりそうな予感がするんだ)」
の、美しいことよ
災いの兆しを、これ以上ないくらいのうつくしい声とメロディで語りかける
そうね、
美と恐怖は、表裏一体なのだ