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きのう「 ワイルドサイドのともだちがいたらなあ 」という日記を書いたが
よくかんがえれば、いや、当てがある
以前、関東のほうにでかけたとき、浦和の駅でおりた
おいしい菓子屋さんがあると聞いていたので、いってみたくなったのだ
埼玉出身の知人が「 地元のあたりにはまだヤンキーとかいる 」と話していたが
すくなくなったとはいえ、埼玉にかぎらず
全国各地ヤンキー魂や、ヤンキーファッションは今尚健在でしょうに
無事、菓子を買って電車にのりこんで
したら、まさしくヤンキーとチーマーの半々的な井手達の三人組がすわっていて
足の開き具合と、かさばり具合がはんぱでない
強面なオーラにも気合いがはいっている
二十歳のころならちょっとおびえたかもしれないが、そこは年の功
青年のワイルドサイドな風貌くらいには動じぬ鈍感さを身につけていて
やや混んでいたから、そのまま彼らの前に立った
するとだ、
内のひとりが「 おい、この女の人、荷物多いじゃん ちょっと詰めろよ 」
と、お仲間に声をかけた
お? おうおう・・・ というかんじで席をあけてくだすったのだが
なぜか、一人が反対側にひとつ席を移ったから
「 若者・ わたし ・ 若者・ 若者 」 という配置になってしまった
席を移動した彼も、ああまちごうた! 的な雰囲気をさせていたが
なんか直すタイミングもなくそのまま、
「 いいの? ありがとう~ 」 と厚意に甘える
で、この妙な配置を四人とも気まずくかんじ
いままでおおきな声でたのしくおしゃべりしていた彼らも無言で、
むろんわたしも無言で、
皆、前方のみをみつづける、という様相
向こうさんにとっても、その過酷な時間はわたしが降りるまで続いていて
腰をあげるさい、
「 席、ほんとうにありがとう、うれしかったわあ 」 と礼をいったら
ワイルドサイドな御三人は、
「 まじっすか いや・・・、いいっスよ へへ 」 て
心底、解放されたかんじの笑顔でこたえてくだすった
みじかいひと時だったが、
あのときうたがいようもなく、私と彼らのあいだに
熱く、かたい友情がはぐくまれた
と、わたし 「 だけ 」 思っている
by qqpm6m89
| 2014-04-16 10:32
| 思い出
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