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先週、センスのよい紙屋さんにおしえてもらった
岡崎のギャラリショップにいってみることにした
雨もよいの空だったので、奮発してタクシーでゆく
岡崎までいくのなら、と、お昼はセンスのよい鶏屋さんでいただいた
したら、そこの御主人も「 ぼくもそのお店存じ上げていますよ 」 とおっしゃり、
その日からはじまってるらしい催事の葉書をくだすった
センスのよい紙屋さんと、
センスのよい鶏屋さんがいうならちがいないだろう、と期待もふくらむ
地図のお店に行く途中、あたらしいシックなクレープ屋さんができていて
ふーん、・・・たべてみたいなぁ・・・て、後ろ髪をひかれたが
いやいや、今、鶏たべたばっかりだし、て我慢する
お店につくと、キュートなマダムがご挨拶してくだすって
のっぽでスマートな外国の青年がはずかしそうなにこにこ顔
この方が主役の作家さんらしい
友人の誕生祝いに、とマダムに相談して
色々提案してくださり、催事物とはちがう、きれいなお裁縫箱なぞもみせてもらったが、
せっかく作家さんも来ておられる日に、ちがうのを選ぶだなんて気ぃがわるすぎる
マダムは、「 そんな、そんな、気にしないで~ 」 なんて恐縮なさるが、そうもいかない
ほんとは、彼のマトリョーショカちゃんみたいな入れ子の作品がほしかったのだけど
如何せん、わたしのおこづかいでは買えなくて、
そのかわり、とても愛らしく、牧歌的な版画をいただいた
贈る相手は、現代アートの絵ぇ屋を生業をしているお宅なので、
絵ぇ屋に、絵ぇをおくる、なんてちょっとアレなのだけど
額装は、おすきなのを向こうでしてもらえばいいや、と安易にかんがえる
ああ、いいのが買えたねぇ、と満足したから
赤いセーターを着た作家さんに握手でもして、感謝の意をつたえようと思うも、
その日、私もおなじ赤いセーターを着ていて、まったくもっておそろいぽくって、
しかし身幅の印象がかなりちごうたので、比較がつらく、
あまり近づかぬように
遠巻きに、
「 テンキュ、テンキュー、ソウマ~ッチ 」
ちゅて、帰ってきました
by qqpm6m89
| 2011-11-15 21:13
| 贈り贈られ
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