S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
|
|
夏のかくれ主食は、西瓜といってもさしつかえなく
主食となるからには、年の出来不出来がひじょうに重要で
その点からいえば、今年はダッシュ時からかなり上等なお味がそろっていた
しかし、夏本番に天候のわるさから、価格高騰、お味超落になってしもうて
かなりしまりのない旬の終わりをむかえてしまった
で、先日、まだ八百屋には玉がならんでいるのだけど
買う気もそげはじめてて、素通りしようとした
したら、八百屋の紳士によびとめられる
「 すいか! 買いなさいよ! 甘いよ! 」
「 ほしいんですけど、もう荷物一杯。 持って帰れないわ 」
「 ほんなら、切り分けたやつにしなさいよ! 」
「 おじさん、わたしは西瓜は玉で買う主義なんよ 」
「 ほんなら、小玉にしときなさいよ! 」
「 小玉~? おいしいの? 」
「 そらあ~おいしいわな! 今日びの小玉はおいしいわな! 」
昔から小玉西瓜は大玉にくらべて、なんや実がゆるい感じがしてたのだ
「 けど、小玉、いうても自転車のカゴにのらへんもの 」
「 こうやったらいいわな! 」
ちゅて、
ナイロンの袋に西瓜をいれて、私のハンドルにちゃっと掛けて 「 ほら~ 」 とか
勝手にシュミレーションなさる
そこまでやってもろうたら、こちらも貰うしかない
おじさんに引っ掛けてもらった玉をぶらさげ、よろっとしていると
「 家、遠いのん? 」
「 そうね、けっこうあります 」
「 気をつけなあかんよ!(キッとしたまなざしで)」
おじさんてば、
このハンドルに、この袋をぶら下げていなかったら、バランスを崩すことはないのやのに
とも思うたが、
押しの強さに愛くるしさがあったので、「 しょうがないなあ 」 つて
よろよろしながら自転車を走らせた
by qqpm6m89
| 2011-08-25 22:01
| お店
|
Comments(0)
|
|
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|