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で、ごとしさんに電話をかけたのが七時過ぎで、
予約がとれたのは九時半ごろ
それまでどうするかが、かんがえどこだ
まず、とても暑い日だったのでマリアージュフレールに飛び込んで、冷紅茶をよばれる
夫がケーキも注文したので、わたしも負けじとたのんだら、
食事前なのに、しぬほどお腹いっぱいになった
お店のかたにえらんでいただいた茶葉は、どちらもすばらしく美味
プロにおまかせ、というのが、ふつうの人間には一番のかしこい選択だとおもう
物知らず者の武器、無知の知、で、わたしは人生のすべてを通す
で、そこから洋服を見たり、お店をぶらぶらしたりしたのだけど時間はなかなかへらない
ここで喫茶店やバーなぞにはいったが最後、
せっかくのご馳走もおいしくなくなってしまうだろう
辛抱に辛抱をかさねて、けっきょく近くの公園で涼むことにした
したら、蚊に百匹かまれてしまった
もうれつにかゆい
カユカユ言いながら、
「 しかし、蚊も血をすわないと子が産めないのですって
ここはひとつ、出産祝い代りにさしあげようじゃあないの 」
「 しかし、おかあちゃん
血はなんぼでもあげるけど、カイカイ液を注入することはないんじゃあないか? 」
「 たしかに
しかし、意外と向こうさんは 「内祝い」 的なお返しのつもりで
義理をはたした気になっているのかもしらん 」
「 そういう心遣いは、できればご辞退したいね 」
「 たしかに 」
とかいう会話で時間がすぎた
そして、料理屋さんへ行く前に薬局へよって、ムヒを足中にぬりたくった
by qqpm6m89
| 2011-08-13 12:00
| 思い出
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