お八つと、テレビ欄


女性ですが、大五郎と申します。
by qqpm6m89
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兎 と まゆげ



うちには、はっきりいつ頃、とは覚えてないが、
小動物が一匹、勝手に住み着いている。
うり坊のようでもあり、ぶたみたいな鼻をした、小さいけどむっちり肥えた兎。


たぶん、もう十年くらい居ると思う。



昔から物語や、鳥獣戯画に描かれるように、
兎って輩は、ほんとうに小ずるく、悪さをするものだ。
悪さにかけたら、おさると同じくらいじゃないだろか

おさると兎が両方いるお家は、並外れて豪傑なご主人でないと暮らしてゆけないだろう。


この毒うさぎ、
いつか獣医さんが「兎の寿命は六、七年くらいです」とおっしゃったので、
もう天命間際のお年寄だろうに、兎社会の小学男子のよにちゃらけている
元気でいてくれるのはうれしいが、もう大人なんだから、すこしは落ち着きなさいよ、
とも思う。

ご飯もお八つも、もりもり食べる
主食のカリカリさんも、お安いジャンキーなものを好む





そうは言っても、アンタもいいお年頃、
そろそろ質の良い、シニアなお食事に切り替えなくてはね

で、お高いヘルシーなシニアカリカリをお鉢に入れてあげても不満そう
少し混ぜた安カリカリは先に食べるのに、上等カリカリは最後まで残す
毒うさぎの顔は、




「 なんやな
  僕、こんな水くさいもんかなんわ
  もっと、パンチのあるご飯もらわんとな 」



と、言っている。
明らかに文句のある顔だ
自分に、こんな辛気臭いもん食べさせて!と憎んでいるのだ
思いやり、って通じにくいものだね


最近、毛の生えかわり時期で、
顔にまゆげが出てきた。
いつも、この時期になると「まゆげウサギ」になる
鼻の辺りにもスジ入って、グレートカブキのような様相でもある

生意気で、騒がしくて、憎まれっ子の小ずるい小動物だが、
まゆげのある顔でご飯にかっついている姿をみると、




やっぱり、ちょっと、かわいらしい。





# by qqpm6m89 | 2008-02-01 10:17 | 小動物 | Comments(2)

チョコレート と お父さん



デパートの催し物会場は、今、チョコレートで埋め尽くされている

毎年毎年、上等なお品がお目見えし、

今日び、一粒千円なんて高級品もザラだ




とはいえ、この時期になると

乙女心がはやるのは決まりもので

昔も今も、バレンタイン売り場に行くと、見映えの可愛さにいてもたてもおられず、

お小遣いをはたいて、沢山買い込んだ

で、気になる男子にあげるのか、というと


「 大五郎は、昔っからチョコをいっぱい買ってたね
 
  で、けっきょく自分でたべてたね 」


と、今だに実家の母に言われる

好きな男子がいるから買う、とはかぎらない

父親にプレゼントしたのも、大方は自分で横取りしていたし

お父さんは、お父さんで好みがあるらしく、



「 中に、ヌガーっとしたやつが入ったチョコレートはやめてー 」



なぞと注文をつける

確かに、上等といわれるチョコのなかには万人受けしないものも多い

子供の頃食べた舶来ものの菓子は、叔母がくれたものが多かった

なるほど包装紙なぞは、異国の薫りがして、美しくて、ぽうっとなるものの、

中にウイスキが入っていたり、

果物味の、ねちゃっとしたものが入っていたりと、

おいしいんだろうが、おいしくない

ひとくち噛んだら、残りは包み紙に包んで放ったらかす

それが毎度の常

で、叱られる

父親も、娘と同じ行動をして叱られていた

父の気持ちはよくわかるけど、

今どきのヌガーっとしたやつは、けっこう美味しくなってますよ






こんなこと書いててなんだけど、

よく買うわりに、

チョコレートとケーキは、




おおさわぎするほど好きでもない







# by qqpm6m89 | 2008-01-31 11:59 | お八つ | Comments(2)

おうどん と スピード


このあいだ、テレビをみていたら

美味しそうに、おうどんをすする画像が流れていた

ああ、さぬきうどんが食べたいなぁ




四、五年前、うどん巡りに精をだしていたことがある

まだ映画なぞになる前だったが、当時でも長い行列ができていたものだ

おいしいものには、全国各地から皆さん集まるのだね

香川県は、うどん大将だとおもう

一泊二日くらいの日程で、車を駆使して、日に何軒もまわった

けっこうな数の丼をカラにするから、もーお腹いっぱい、って思っても、

おうどんって消化がよくって、じきにすぐ食べられるのだ

けっこう、男性のほうがアカン感じで、

しばらくすると、「もう、ちょっと、勘弁」とか言う

私は、

「 じゃあ、ちょっとあそこのお店でお土産買ってくるから、待っててね 」

と、店に入る

なんとなく、まだイケる、って感じだから、一杯注文したりもして

気付かれぬよう、すごいスピードで平らげる

讃岐うどんは、並んでいる人を待たせないため、この「スピード」が大事だ

長居、なんてことはしちゃいけない

というか、(お連れに) 知られちゃいけない




「 いやぁ~、混んでてまいっちゃったよ~ 」




とか、嘘をつく

けど、車の中から店内が見えていたみたいで、

おうどんをすする私の後姿がはっきり見えていたみたいで、恥をかく


 
なんとのう気まずいまま、又、車で移動

運転はおまかせだから、お腹一杯になったら助手席で寝たりもする

お大尽である

途中、目が覚めた私を見て、運転席の家の人が




「 なんか肥えてる! 右見て、左見たらアンタ肥えてる! 」




って叫んだ

そんな馬鹿な~ハハハハ~

鏡をみたら、本当だった

大量の炭水化物→お昼寝→繰り返す→、顔は真ん丸だった

血となり、肉となりのスピードが尋常じゃないな


おうどん、って

# by qqpm6m89 | 2008-01-30 21:56 | 三度の食事 | Comments(0)

バイキング と 給食



人は、年齢と共にだんだん、疎遠になっていくものがある

私の場合は、バイキング形式のお料理だ

若いころは、「バイキング」「食べ放題」というと、なぜだか無性に高揚して

「よーし、食べるぞー!」

って、ダイナミックに息巻いた。





が、そんな当時でも、

食べ終わったあとは、いつも言いようのない 「やるせなさ」 が残ったものだ

はじめの興奮は、あっというまで

まず、自分で盛りつける時点で、運ばれてくるドキドキ感がなくなるし、

皿によそった配置は、すでに食欲を減らしてしまう有様だ

第一、食事中に何度も立ってうろうろってのが落ち着かない


お腹がはちきれるほど、食べられるより

コックさんのきれいな盛り付けで、

給仕さんの丁寧なサービスで、

「まだ、もうちょっと食べられるかも・・」

って、ほうが、同じお値段でも値打ちがあると思うのだ



大人になると、

男のこどもみたいに、お皿に料理をてんこ盛り、なんてお行儀の悪いことはしないけど、

出来るだけ、きれいに、適量盛った皿を食べつつも、

どこか目端で、次のお料理を物色している自分がいる

きっとそういう欲深さに気付いてしまうことが、バイキングの後の後味の悪さなのだろう




反対に、

おなじように、お盆とお皿をもって、給仕してもらった給食の時間

簡素な食器で食べる地味な見映えのお昼食だけど、

バイキングで感じるような「情けなさ」は一度も感じたことがなかった

きらいなおかずがあったって、「情けなさ」は感じない


何故だろう、と考えてみれば

食べられる適量が、きちんと決まって配膳されているからかな

もっと食べたいから

好きなものだけ食べたいから

ってな、ずうずうしい感じがない膳だからかな





沢山皿を使って、好きな料理だけを並べたテーブルよりも、

アルミの食器に盛られた給食のトレイのほうが

おいしそうに見えたもの







# by qqpm6m89 | 2008-01-30 11:33 | 三度の食事 | Comments(0)

灯油缶 と 三角トースト


今年は灯油がお高くてこまるが、
冬はやっぱり石油ストーブ


薬缶をかけとけば、熱いお茶はいつだって飲めるし、
お鍋をのっけておけば、夕飯のおかずも自然に出来上がる
重宝この上ない



普段は、家の人が車で灯油を補充するのだが、今年の冬は、如何せん減りが早い
急になくなるときもある
こういうとき頼りになるのは、ご近所を回ってくれる灯油カー
うかうかしてるとすぐに通りすぎちゃうので、合図の音楽が聞こえたら、
ダッと玄関を飛び出す

鬼神のような荒々しさで飛び出す




馴染みのおじさんは、
いつもアパートの部屋まで、灯油を運んでくださるが、
今回は、いつものおじさんではなくて、かなり年配の、枯れ木のようなお父さんだった
お父さんも律儀に運んでくれようとするが、とてもじゃないけど甘えられるはずもない

気丈に、カーを見送った後、
案の定、灯油缶はずしりと重かった
面倒なボタンを押さねばならぬ、玄関のオートロックも憎かった




とはいえ、
蓄えに余裕があると、人間って「いい人」になる
重い缶も、オートロックも、こころよく許そうと思った

早速、お八つにしようと、お茶をいれたら
戸棚には何も無かった
しょうがないので、バタをたっぷりぬった三角トーストをお茶請けにする



乙なもんだった







# by qqpm6m89 | 2008-01-29 10:43 | お八つ | Comments(3)


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