お八つと、テレビ欄


女性ですが、大五郎と申します。
by qqpm6m89
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カテゴリ:すてきー( 120 )

ビキニ姿



今、わたしの身体には

赤い、大きな、一本の傷がある



この傷は、

先生方ががんばってくださって、

ほんのちょっぴりは、わたし自身もがんばったものだから

格好わるいとか、悲しい、とかを感じさせる類いの存在ではなく

どこか、とても、心強く近しいものに映る

たとえ生涯消えなくても、共に生きていきたい相棒のような赤筋だ




しかしアレね、

とはいえ、これまた女心なんかがふと顔をだして

テレビでビーチの水着女子なんかを目にすれば


「 ああ・・・ わたしはもう一生ビキニを着れないのねえ・・・・ 」


なんて、しんみりしちゃう

しかし、それを聞いてた家族が即座に


「 ていうか、キミ、ビキニなんて着てたことないじゃあないか!

  ぼく、いっかいも見たことないし!               」    


とか、言う




そう、

赤傷がなかったとしても

わたしが今後ビキニを着用することなんて、きっと無かったとおもうわ

まじ、無かったわ

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画像お借りしました
by qqpm6m89 | 2015-07-14 11:24 | すてきー | Comments(0)

色っぽ野菜



一時帰宅すると、毎回その足で

ちかくの半農家さんへ野菜の買い出しにゆく


採りたてのお野菜のみならず、

冬の風物詩、自家製のすぐきや、白菜の漬物なぞもならんでいて

私は 「 世界でいちばん好きな食べ物は? 」 という世間話にも

「 すぐきのお茶漬け!」 って即答するくらいだから、わっさわっさと買いこむ

お安うつく女なのだ



青葉もぴんとはりつめた、真白な大根を手に取ると

二股にわかれた、なんともまあ色っぽいお姿

性別は無いとはいえ、白さの加減といい、むっちり感といい

まさに女性の下半身そのものである

なんてすてきで愛らしいの!

店のおばさんに、 「 これ、かわいいねー、おもしろいねー 」 つて高くみせびらかす

おばさんは、「 いやあ、はずかしー、けどそんなんが美味しいのんよー 」 と答えなさる



そうだろう、そうだろう

しかし、どんなに美味しいとはわかっていたとて

こんな艶かしいミロのヴィーナス的な肢体に、

なかなか刃物は入れられないわぁ








by qqpm6m89 | 2015-01-29 22:46 | すてきー | Comments(4)

歴史顔




美容だ、アンチエイジングだ、とかしましいのが

女の永遠の性

そういう生き物が口にするには、どこか嘘臭いかおりがするも

年相応の皺というのは、いいものだな、と、やっぱり思う




こと、男性においては

人工的な手をくわえた皺無しツルツルの若顔、なんて女性はけっして好まず、

「 男の顔は人生の履歴書 」 というくらい、ありのままの変化が評価されるように

女性だって、「 よい顔 」 には、温和な皺がきざみこまれているのが

むしろ必須条件のような気がする

先輩方の柔和な瞳の隣にある横皺、というのは心底、人に安心感をあたえるものだ



反して、眉間なぞにあらわれる深い縦皺はきらわれがちだがそんなことはない

たしかに、常に不満めいた心持がにじみでた目つきや

口もとが合わさってしまうと、どうにうも仕方ないけれど

そうじゃなく、

女性でも、きりりと結んだ唇に、厳しさの漂ったお顔の縦皺には覚悟がみえる

平坦ではない人生を逃げずに乗り越えてきたような凛々しさがある

そしてそういう方たちは、

たとえ、頻繁に見せられることがなくっても、すこぶるすてきな笑顔をお持ちだ




横皺のみならず、

縦皺もとってもあじわいぶかいもので

大人が容姿の若さで若者に張り合おうとおもっても、とうてい叶わぬもの

ならば、若い顔になるより、よい顔を目指すほうがだんぜん理にかなっている

女の履歴書も、やはり善き皺ありきなのだな、と、さいきん心底思うのだ



とかいいつつ、

往生際わるくアイクリームとか塗っちゃってるけどね  うふふー







 
by qqpm6m89 | 2014-09-15 23:45 | すてきー | Comments(0)

吉田簑助



ことし、二度目のお浄瑠璃

もはや舞台を観に行く、というより、

吉田簑助の女人形を観にゆく、というほうがしっくりくる

彼の手がふれる彼女がでてくると、私はまばたきをわすれてしまうから

しぜん、ほかの登場人物をみておらず

話のすじも何も、いまひとつおぼえていないことがおおい

しかし今回、吉田玉女演ずる俊寛僧都のクライマックスは迫力が秀逸であった




とはいえ、やっぱり吉田簑助

なんなのだろう、彼の技は


文楽の場合、たとえば舞台で台詞のないときの登場人物は、

ともすれば 「 ただの人形 」 に映る瞬間がすくなからずある

しかし簑助人形にはその瞬間がない  まったく無い

歌舞伎の伝説的の女形のよな、

いや、それを上まわる微細なたおやかさと、

生き物のみが持つはずの、むわむわとした熱量がある

こんな細かき技が、脳の病で倒れた四肢に可能なのだろうか

否、

彼だからこそできる所業である



簑助の人形が舞台にでるかぎり、

できるだけ観る場にめぐまれたいものだ、とつくづく思う



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by qqpm6m89 | 2014-07-23 10:57 | すてきー | Comments(0)

あがる語



なんとのう、気が上がる言葉、というのがあって

そしてそれはなにも、粋で知的なものだけとはかぎらない



しばらく私は、 「 マジっすか! 」 にひどく反応している

なかなかじぶんでは使う機会にめぐまれないけれど

お若い方が発するのを耳にするたび、キキキと笑えてきて、なぜか一人うれしがる

この半世紀くらいの中でも、一、二をあらそうほど可愛げのあることばだとおもう

「 マジっすか!」   いいね~




で、ちょっとまえから、どこかで聞いた

「 おシャンティ 」 っていうのもかなり気になっていて

これはみずからちょいちょい会話にはさんだりもしがち

おもむろに、


「 あれは、出てる人も、調度も、ストーリーも、すべておシャンティだったね~ 」


なぞとぶちこんでみる




まわりの人は、100%とびあがる

死語なのか、若者言葉なのかはわからないけれど

100%、どん引きされる

しかしいいではないか、おもしろいし、じぶんの気があがるんだもん

アハハハハ




このふたつは今のわたしにとって、

まさに、ゴルフキャスターの戸張 捷さんが連発する

「 ステディなゴルフをしますよね 」 

のあとの、

ぜったい鼻の穴膨らませているにおぼしきワードと同等の、贔屓筋なのだ

by qqpm6m89 | 2014-07-18 11:30 | すてきー | Comments(0)

華ある花



カサブランカの花は、一輪でもつぼみが、三つ四つ付いていて

とても、とても、はなやかである


満開になったそのさまは、かるく子供の顔くらいのおおきさがあり

フリルをあしらった上等な布のようでもあり

まわりを制するかぐわしい薫りを放ち

いつみても、

なんとも、華のある花だな、と見惚れてしまう





生まれついての大女優のよな趣きをもつカサブランカ

圧倒的な美と存在感に対しては

やっぱり無条件でひれ伏してしまう


女は女にきびしい点数をつける生き物ではあるけれど

つまらぬ嫉妬をもたせる隙もなく

ただ、ただ、称賛のみをうけるために生まれてきた女花である

by qqpm6m89 | 2014-07-08 22:31 | すてきー | Comments(0)

夏特集



夏本番がちかくなると

書店にもダイエット特集の誌面がならぶ


「 夏までにマイナス二キロ!」 とか

「 ウエスト三センチ減! 」 等々



よくかんがえれば、

毎年毎年、いや、年がら年中、この手の謳い文句はあふれているのだけど

毎年毎年、目を皿のようにして食いついているじぶんが居る

で、ハッととなりをみれば

おなじように、尖ったナイフのごとき真剣な眼で喰い入る女子ずらり




そういう光景を

世の男性や、セルフコントロールの効いた女性たちは鼻でわらうのだろうが

わたしは抱きしめたい


この懲りない健気さ、

駄目駄目で、何度も失敗しつつトライをあきらめきれない往生際のわるさ


かわいらしゅうて、いじらしゅうて

じぶんも含め、抱きしめたい

by qqpm6m89 | 2014-05-28 10:54 | すてきー | Comments(0)

白ファッション



昨年あたりからの白ブームは盛り上がる一方

どのファッション誌をみても

すてきなハイクラスの白スタイルにはうっとりするばかりだ

とくに初夏、

わたしだって白着たい



で、さっそく、おろしたてのよそゆきを身にまといお出かけする

身も心もすがしいわ

きぶんも高揚したまま、お八つに二条若狭屋さんで苺のかき氷をたべた

帰りがけには、

真白なジャケットに、苺汁が三つにじんでいた

くっ、となった




わかっていたけど、

わかっているけど、

こぼし屋が手をだしてはいけなかったのか

私の恋慕は白服にとどかないのか

いくつになっても、

永遠に

by qqpm6m89 | 2014-05-23 10:29 | すてきー | Comments(4)

げすメン



巷には、

小耳にはさむよな世間話に、いがいとおおきな価値がある



ひと月ちょっとまえ

お店のカウンターでご飯をよばれていたとき

となりのお若い男女ふたり組みから、すごい情報を得た

なんでも、今、 「 げすメン ( ゲスいメンズ ) 」 というのが

一大勢力をふるっている、というのだ



青年は、

「 ぼくはカンケーないんっスけど、彼女はゲスメンにネットで絡まれているそうなんッス 」

と、仰っていた

ほんとですかー? そんな一大勢力がいるのー? ケラケラケラ  と、笑ったら

絡まれ女子も

「 居るんですよ~ 」   と、まあまあシリアス顔




すごい時代になったものだ

ゲスいメンズが世のなかを席巻しているとは!

しかし、

ゲスいメンズ、ってどんなんなのさ






 

by qqpm6m89 | 2014-05-01 11:35 | すてきー | Comments(0)

お浄瑠璃



年明けのきぜわしさも段落し、

まだかすかにのこる新春の華やかさもたのしみたい

国立文楽劇場へ人形浄瑠璃でもみにいくか、と一人思い立つ




文楽というと、

むしろ子供のころのほうがなじみがあったというか、

園児のころの社会科見学とか、親につれられてとか

当時はもちろん、話言葉のききとれぬ人形劇としておもしろがったり、

大半は退屈したりしながら座っていたようにおもう

以降、

青少年、青年時代にはとんとご無沙汰となって縁遠くなり

妙齢になった今、また思い出したかのように楽しんでいるのだ




能や歌舞伎なぞでもそうだが

男性が女性を演じたり、老人が若人を演じたり、と

異質なものが異質な役を演じ、それがしぜんな姿にみえてくるところに妙がある

人形浄瑠璃はそういうものに輪をかけて、

あきらかにつくりものの硬そうな物体を、黒子のみならず、

操り手は素顔をおおきくさらしたまま視界に入ってくるのに

段々、違和感がなくなり、形が人にみえてくる

けっしてリアルな作りではない人形の

こと、後ろ姿ににじむ生身の質感にはハッとさせられる



さすが伝統芸能だけあって

人間国宝の師匠がたも大勢いらっしゃり

太夫、三味線、人形遣い、と、三業どの分野もすばらしいけれど

やはりわたしは、人形遣いの

「 三代目・吉田 簑助 (よしだ みのすけ) 」 に圧倒される

彼が手にした女形のなんとなまめかしいことよ

体温をもたぬつくりものに

一瞬で血がかよう瞬間が、

人肌の温度が、

「 感じる 」 以上に、もっとむきだしに 「 目 」 に映る

何の知識ももたず、初めて文楽をみる者が、舞台のどなたを簑助と知らなくとも

きっとかならずわかるだろう

かならず視線が止まるだろう

そのくらい図抜けているのだ


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つい最近まで、この時代にうまれたからこそ目に出来るしあわせにあまり頓着がなかった

「 いつでも見れるでしょう 」 

「 いつでも行けるでしょう 」 

「 いつでもできるでしょう 」    と


しかしそうではない

だからといって、あれも、これも、なにもかも、では、少々欲深い

けれどもし、深く琴線にふれたもので、

享受できる時間と機会と、身の丈にそぐうた懐ができたときには

できるだけ出向いてゆきたいものだ

簑助が操る遊女をながめながら、深く深くそう思う

そうおもう


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by qqpm6m89 | 2014-01-19 14:54 | すてきー | Comments(4)


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