お八つと、テレビ欄


女性ですが、大五郎と申します。
by qqpm6m89
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ:すてきー( 117 )

姫さま と おすてーき



春先に、ちょっと羽織れるよな

ちいさめのマントを編んでいる

あ~、目がだるい



以前、徳川家のお姫様方の暮らしぶりを書いた本を読んだ

慶喜公のお孫さん世代の話だから

それほど、昔のことでもない

お姫さまとて、子供というものは、皆わんぱくで

叱られたり、ほたえたり、ときには、四コマ漫画をかいたり

お母さまのお土産の大徳寺納豆を楽しみにしたり、と

世の子供らと、そうそうかわらぬものだ

将軍一族の華麗な歴史も垣間見えつつ

たいそう質素堅実な暮らしぶりで、上に立つ一族の意識のありようが好ましい



本の内容は、子供の目からみた、とても可愛らしいエピソードが満載されている

高松宮妃になられるお姉さまの御支度をみて



「  今日は、おすてーきな御洋髪におゆいになりました  」



なぞと、日記に書かれている

「 おすてーき 」 と言うのは、当時のご学友間の流行り言葉だったそうだ



素敵に 「お」 をつけるところが

女の子って、なんてかわいらしいのかしら!  とキュンとなる

by qqpm6m89 | 2008-02-28 11:07 | すてきー | Comments(0)

エプロン と 色気



エプロンが好きだ

紐を、きゅっと結ぶと気合が入る

家事をするときの「制服」みたいなものだろう



エプロンと、ひとくちに言っても、好みはいろいろ

胸あてまであるのは機能的にも重宝するんだけど、肩紐が段々だるくなってくるので

たいがい短めの腰エプロンを愛用

それも今どきのカフェエプロンなんて洒落たものでなく

サザエさんがしているよな

白のフリル付きの昭和風とか

ロシアの赤と白の伝統柄のも気に入っている

豪華なドレスは一つもないけれど

エプロンだけはたくさんある、エプロン長者なのだ





時々、白の割烹着も着る

小寒いときにもいいし、ぬらしいの私には、なかなか具合がよい

近所に朝、野菜を売りにきてくださる場所があって、よくよせてもらうのだが、

いちど割烹着をきてお伺いしたことがある

年配の奥さん方にはひどく評判が良かった


  「 よう似合てはるわぁ
    
    若い人 (←私) が着はったら、ええもんやねぇ 」


なぞと、褒められる

たまたま来ていたお若い男子学生さんにも


  「 割烹着って、色っぽいッスね~ 」


なぞと、絵に描いたよな世辞をいただいた

浮かれて、家に帰ってわが姿をじっと見る

頭は玉ねぎに結い上げ

Vネックのシャツを着

膝丈の地味なタイトのスカートに

下駄草履




100パーセント、昔の人や!




と、思うも

割烹着って、胸ぐりがスクエアにゆったり開いて、なで肩風で、

たしかにそこはかとない色気を感じる

己が見ても、色気がある   たしかに、ある

小料理屋の女将さんがあれほどもてるのも、どうやら割烹着が一役かっていそうね

そして、お着物にも勿論いいが、

爽やかな色気に関しては、下に地味な洋服を着るほうに軍配があがる





とか、

他愛のないことを私はいつも考えている

by qqpm6m89 | 2008-02-27 11:25 | すてきー | Comments(0)

文豪 と デュボネ



今日も今日とて、雪も雪

かまくらでもこしらえようか、と思うが、

こんな日はやっぱりストーブの火にかじりついて

本にかぶりつくのが良いだろう

こないだ編み上げたひざ掛けも、丁度具合がいい




名作に旨いものあり、とはよく言うが

たいがい頭に残っているのは、食事の描写だとおもう

というか、そこばっかし読んでいる

私は内田百閒先生を崇拝していて、

なかでも 「御馳走帖」 は、読んで読んでしていて

というか、崇拝しているわりに、ほぼこればっかし



起きぬけにいくつかの果物と、英字ビスケットと、牛乳を飲むのも真似をした

お昼に、ざるを二枚たぐるのも真似をした

しゃれてるな、と、己で己に酔う

百閒先生のすばらしとこは、

「 ねっとりとした・・・ 」とか「 磯の香りがあとから・・ 」 なぞと、

薀蓄くさい言葉がないから好きだ

ふつうに淡々と「 何食べた 」って書いてあるだけなのに、

思わず喉をゴクリとしてしまう





もひとつ、強烈なのが三島由紀夫

作品うんぬん、より、

彼の書く女性があまりに美しいので、女の人の描写ばかりを追うのだ

美味しそうな場面はあんまりおぼえていないけど、

「 女神 」 って作品に出てくる令嬢が、食事の前のバーで



「  あたくし、 デュボネ  」



と注文する

まだ十代なのに(たぶん)自分の紫のドレスの色に合わせて

お父様にほめられるの

麗しいレイディである

この台詞、ずっと心に残っていて

いつか言ってみたいと思ってた

でも、「デュボネ」は注文できたとて「あたくし」ってのはそうそう言えない

おとなになった頃、ようよう、一度挑戦した

そしたらなんだかものすごく微妙な空気になって

以来、くちにしてない


この先、チャンスはあるだろか?






by qqpm6m89 | 2008-02-18 10:14 | すてきー | Comments(2)

ドンケツ と 子分肌



ふと、

人の器の大きさを垣間見るときがある


以前、テレビで徳光和夫さんが、

「  僕は昔から、生粋の 『子分肌』 です。  」

と、おっしゃっていた。


別の番組では、円ヒロシさんが、


「  僕は子供の頃から、遅刻も欠席もせず、
         
   授業中もしっかりノートをとって、先生の話も一生懸命聞いていました

   でも、クラスで一番ドンケツでした。               」


と、おっしゃった。

この二つの発言を聞いて、なんと器の大きい男性だろう!と、いたく感動する。 



人は誰でも、自分を大きく見せたいもの

特に男性は、「 昔は悪かった、やんちゃしてた、ガキ大将だった 」

と、いうことをいいたがる。

ほんとかどうかはわからぬが、いいたがる。

勉強できなかった、っていう告白は誰でもするが、

その中には必ず「サボってばかりいた」「授業中は寝てばかりいた」とのフレーズが入り、

「やらなかった」から、できなかったんだってニュアンスは外さない。

そこがいやらしい

人生、十数年間の学校生活、毎日しっかり授業を聞くってことは、

そのじつ並大抵なことじゃない。

偉業といってもさしつかえないだろう。

本当は秀才でもサボってドンケツだったより

耳をおっぴろげて授業をうけたけどトンケツだった、ってほうがぐっとくる。

虚勢をはらず

そのまんまを、なんのてらいもなく話すお二人はとても立派にみえた。

辛そうでも、格好悪そうでもなく

普通に、ごく普通にさらっと話すところがとても。





女子にもある。

「  アタシ、女同士で群れるのって苦手~   」
「  アタシ、団体競技ってだめ~        」
「  アタシ、性格が男っぽいっていわれるの~    」


これらのフレーズもしょっちゅう耳にするところ。

きっと、本当にその通りなのだろが、このなかの含みは容易に想像しやすい

人とのつきあいは時にむずかしく、忍耐もいる。

むずかしいからこそ、

大人になるということは

そういう厄介な場にもどんどんひらりと飛び込んで、

場を不愉快にさせぬ術を身につけ、

女性ならではの性分に磨きをかける、というものではないだろか。

  
ひとりが好き、って、逃げるよりも

ひとりが好きなじぶんは強くてさばさばしてて格好いい、って、勘違いするよりも





とも、思う。







by qqpm6m89 | 2008-02-15 10:22 | すてきー | Comments(0)

ウットリ と ムッカリ

洋服屋さんで、すてきなセーターをみつけた。


モヘアの糸で編んである、紺色の、何の変哲もない丸首セーター


でも、編み目が華奢で、
からだに、薄く、ぴたっと添うてくれる。
なかに水色の長袖シャツを着たら、下からうっすら水色が浮かび上がって、
とてもきれい



うっとり~




きれいなお洋服を着ると、
なんだか自分まですてきになった気がして、気分が良い。
いい日になりそうだ








が、しばらくしたら



シカシカ、シカシカ



ああー
首元がしかしかするー
かゆいー
気になるー
あ、段々痛くもなってきましたよー








がまんできず、
ムッカリして、床にびしゃっと脱ぎ捨てた。
by qqpm6m89 | 2008-02-11 09:38 | すてきー | Comments(0)

お師匠さん と 美容

デパートにでかけようと、バスに乗った時のはなし、



一番後ろの長席に座った。
右端には、かわいいギャルがお二人たのしそう



途中、すてきな常着をお召しなった男性が、間にお座りになった
その年配の男性は、
白い髪をサエキ・チズさんみたいにきれいに散髪して、
お肌はつるつるで、
着物の様子や物腰が女性ぽい

ご自宅で小唄や踊りなぞを教えてらっしゃるお師匠さんかな、と想像したりする
気になって、遠くを見るふりをしつつ、盗み見た
耳の後ろからお首も、真っ白できれい~( その時点で、すでに「チラ見」ではない )




さすが、お師匠さん、
席につくなり、手元の紫色した布袋から、一つケースを取り出した
それはハンドクリームで、
乾燥した冬の空気から守るよう、丁寧に丁寧にすり込まれている
お年を召すと手の甲からしなびていくものだが、お隣のすいな御人の手はつやっつや

すてきだね
女だって出かけ先にチョイと塗るくらいなのに、たしなみを感じるね







お師匠さん、
クリームを塗り終わったら、
向こう隣のお嬢さん達がキャッキャ、キャッキャと読んでいるギャルファッション雑誌をのぞきこんでいらした


さすが、麗人
ファッションや美容に対して、貪欲である。
by qqpm6m89 | 2008-02-08 10:27 | すてきー | Comments(2)

雲水さん と 私


寒い時期になると、

托鉢にまわる雲水さんの姿が、冬の風物詩


おー、おー、


と、近所から聞こえれば、

お布施をもってアパートの階段をたたっとかけおりる

手を合わせて頭を下げれば、

雲水さんの赤くなった足が目に入る

雪もよいの身をきるよな冷たさの中、裸足に薄い草履で歩かれるから、

しもやけになっているのかもしれないな

御修行って、たいへんだ



今は集合住宅だから、こちらからつかまえてお布施をするが、

うっかりしてると、駆けつけた時には遥か遠くに行ってらっしゃることも多い

ああーっ  と、小膝叩いてうなだれる

里の家でも雲水さんの訪問は昔からあり、声がすると

「 あ! おーさん来はったよ! 」

と、親から集合がかかる

軒先まで来てくださるので、私達は玄関の板間にシュッと座って手をあわせるのだ

お坊さんの声は音楽のようで、聴いているとうっとりした



時々、親が留守のときにも雲水さんはやってきなさって

ちびっこだから、お布施の用意もできない

でも、もう玄関の前で立っておられる

どうしよう、どうしよう、

結局、仏さんに供えてある饅頭なぞを、お布施の代わりにさしあげた


雲水さんは托鉢中、お喋りにならないので、黙ったまま饅頭を袋に納められるが、

ちいさい両手がさしだす菓子を見て、お顔が笑っていたのを思い出す





子供心にも、お坊さんの立派さと修行の大変さは、どこか感じるから

托鉢日のあとだけはちょっと「かしこい子」になろうと、

お八つを一つ、我慢したりもしたものだ

これもひとつの「徳」なのだろうて







by qqpm6m89 | 2008-02-07 10:19 | すてきー | Comments(0)


カテゴリ
以前の記事
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
最新のコメント
最新のトラックバック
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧