そろそろ、桜も盛りを終えつつある
花の命はみじかし、と
この時期ほど、じんじん実感する数日間はない
あまりに一瞬だから、ひとは桜を愛してやまないのだろう
で、
花は見ごろを終えるとて
春・四月・スプリングにはちがいない
お弁当にも、彩りをそえたいものだ
いつもの、地味~な、茶色い中身に変化をプラス
卵焼きのなかに
枝豆のグリンとか
紅しょうがの、ほんのりピンクなぞをくわえて、春を演出する
黄色に、黄緑に、桃色、 まさしく春の黄金比だ
切り口もかわいくて、すてき~
が、いっこうに 「 感激の弁 」 がとどいてこない
オカシイ
しびれをきらし
朝のいそがし時に、
焼きたての卵焼きをもって、家の人を追いまわす
家のひとは
「 ・・・うん、きれいやね
けど、ボク、ふつうのんが好き 」
だって
コラー