スーパーのレジにならんでいた
うしろに女学生さん、手にはジュースとお菓子をひとつずつ
私はというと、
カートにぎっちぎちに詰め込んだ山賊みたいになっていたので
「 お先にどうぞ、わたし沢山だから 」 と、順をゆずる
彼女は 「 え・・あの・・いいんですか? 」 て、恐縮していらしたが
いいからいいから、と背中をエスコートする
したらお嬢さん、
お会計中、後ろのぎっちぎちなカゴをぐいともちあげて、レジ台にのせてくだすった
お礼がわりに、という心遣いであろうが、ご当人はとっても華奢で小柄な女の子
だのにすごい心意気
感極まって、思わず 「 たのもしい! 」 と声をあげる
一連をみていたレジの店員さんも、後ろの奥さんも
「 ほんとや! たのもしい!」 「 たのもしいわー 」 と次々に続ける
期せずしておおぜいのご婦人方から頼もしがられた女学生さん
じつに良い光景だった
チームなかんじがした
あらためて、頼もしいってなんて素晴らしことかしら、と思った
*画像お借りしました