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ひとりで自転車走行していると
たまにひとかたまりの団体に吸収されることがある
このあいだもそうで
中か高の、野球部ぼうずあたま集団のあいだにはさまってしまった
こういう場合、道幅がひろくないと
ぬけだすこともできず、しぜん、そのまま道々を並走することになる
じぶんも、相手もけっこうな違和感だ
そんななか、
まさか見知らぬ女が混じっているとは思わぬ、前方の球児が
「 おれのブロークンハートのはなし、聞くー? 」 とか言いだして
どこそこの誰々ちゃんに、なぞと青春な告白をしだす
ちょっとまてい
赤の他人が、背後にいるのだ
そんな私的な話、突発的にはじめるつもりなのか
およしなさいよ
こっちがかなりいたたまれんわな
ほがらかなご本人はともかく、わたしの横やら、うしろにいる球児たちは、
とうぜん仲間のあいだに異質な人物がまじっているのをしっているから
「 ちょっ! おまえ、あのぅ・・・・ 」 みたいな感じでさえぎろうとするのだが
そういう友情も、
前しかむかず、ペダルをこいでいる思春期の男子にはつたわらず
ブロークンな思い出がとまらない
わたしと、わたしの存在をしる数名の気まずさをかかえたまま
けっこうな距離を共にし、
けっこうな部分まで、後頭部しか知らぬ一球児の青春をBGMに街をはしった
by qqpm6m89
| 2012-05-18 08:29
| 思い出
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