わたしは、ふだん、キキッ、カカッ、としているわりに
だいじなところでは、淡白というか、負けっぱなし、というか、
真に負けずぎらいの方の活き活きとした行動力からは、とおくはなれたところに居る
しかし、ほんとどうでもよいところには、芽をだしてきて
きのうも、家庭で何気話をしていたとき
「 わたしは、夜型にんげんだから 」
と、夜にはよわい、といいたかったところをまちがえてしもうて
朝型にんげんでしょ、と指摘されたんだけど
そこを素直にうけいれるのが、しゃくにさわり
「 いや、 『 夜、ねる型にんげんだ 』 っていうことをいいたかったのだっ 」
て、眉を吊り上げてねじくれさせた
負けずぎらいの、なんの効用もない典型である