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年も押し迫ると、毎年恒例 「 へそくりをはたく会 」 が実施される
これは女房が健気に一年かけて細々と500円玉貯金をした成果のお披露目だ
去年は 「緒方」 さんだった
今年は円山公園にある 「未在」 さん
喉が鳴る
だのに、だ
道々、家の人とつまらんことでちょっと険悪な雰囲気になった
たがいに目で威嚇しあっていたら、
丁度いいときに、お店の小僧さんが提灯をもって夜道を迎えにきてくだすった
とても若く、愛らしく、清潔感のある若者の登場で空気もなごむ
すると、家の人と小僧さんは知り合いだったようで、
お店のなかにも、知人の料理人さんがお二人もいらした
夫は彼らが料理人さんとは知っていたが、
まさかこのお店で働いてらしたとは思わず驚いている
無論、向こうさん方も。
一斉に始まるお店は肩がはる、とかいって乗り気でなかった彼も、
心強い味方が御三人もそろい、一転リラックスして楽しんだようだ
お味はあえて言うまでも無く、
器もうつくしく、お刺身の量と豪華さは他に見ないようなものだったし
いったい何皿でてきたであろう
大食漢のわたしたちでさえ、食事のあとはお腹をさするほどで
となりの席のお医者様夫婦は、
「 夏にきたときはしばらく動けないくらいでした 」 と仰る
未在のご主人は柔和且つ威厳のあるかたで、
ほかのお弟子さんも背筋の伸びた、
なんというか「育ちの良さそな」料理人さんばかりだ
かえりも皆さんにおしゃべりしながら提灯で送っていただき、
ほろ酔い気分の良いこんころもちで帰路につく
ことしのへそくりも、非常~に意味あるつかい方ができたと思う
とびきりのごちそうをいただきすぎて、胃袋がびっくりした翌日は
庶民らしく、おなかにやさしい八杯豆腐をこしらえて内臓をいたわりました
by qqpm6m89
| 2010-12-17 15:31
| お店
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